
こんにちは。
磐田市のしんせつハウス「アリ研究部」部長の太田です😄
エビが嫌いな私の夫👨
プリプリであんなに美味しいエビが嫌いだなんて!!
エビが大好きな私にとっては、人生損している!と思ってしまうレベルです💦
ですが、調理法によっては食べられるものとそうでないものがあるようです。
エビフライは嫌いだけど、エビ天は好き。
エビチリは嫌いだけど桜エビは好き。
そして、えびせんも好き🦐
さて、共通点は何か・・・🧐
夫曰く、プリプリ触感が無ければ食べられるんだとか。
エビ天も、エビ感のない衣多めが良いんだとか。
エビ好きからしたら、どれも意味がわかりませんが(笑)
ただ、外食でエビが出てくると、私がエビを全て独り占めできるのです!
そう考えたら、エビ嫌いの夫には感謝すべきなのかもしれませんね😁
さて、人間にも好き嫌いがあるように、シロアリにだって好き嫌いくらいありますよね!
と言うことで、、、
本日もシロアリの好きな木、嫌いな木の続編をお話していきます😄
【心材より辺材を好む】
木材には『心材』と『辺材』があるのをご存じでしょうか。
丸太を切った時の中側に近い木材を心材、外側に近い木材を辺材と言います。
辺材は見た目の良さから建築では主に仕上げ材に用いられますが、自身の身を守るための成分が心材よりも少なく、シロアリの被害に弱いのが特徴です。
一方、心材は腐れにも強くシロアリの被害にも比較的強いため、建築では家を支える重要な構造部材に多く用いられています。
心材は木材の中心部にある”赤身”と呼ばれる部分です。
そこには樹種特有の香りがありシロアリが嫌います。
この香りの正体はテルペン類と呼ばれる揮発性の精油成分の1種です。
テルペン類のような精油成分はフィトンチッドとも呼ばれ、1つの樹種に大抵数十種類は含まれています。
木の香りはこの組み合わせで決まるんですね。
良い香りとして有名なヒノキ、ヒバなどの樹種には多くのテルペン類が含まれています。
このテルペン類に防腐・防蟻効果があることは古くから知られており、テルペン類を多く含む樹種は建築材料として広く用いられてきました。
樹種を具体的に挙げると、、、
ヒノキ、ヒバ(アスナロ・ヒノキアスナロ)、スギ、ローズウッド(シタン)
などです。
ちなみに今回ご紹介した木材の中でもシロアリの好みには差があり
ヒバ>ヒノキ>スギ
と、先に挙げたものほど食べられにくいとされています。
ただし、これらの樹種であっても耐蟻成分は辺材には含まれないため、辺材部分はシロアリに強いとは言えず普通に被害を受けます。
次回は晩材と早材についてお話していきます。
最後までお読み下さりありがとうございました。
【地球上で最も多い害虫シリーズ バックナンバー】
・地球上で最も多い害虫 パートⅡ ~シロアリの発生時期に起きる 衝撃事実~
・地球上で最も多い害虫 パートⅢ~種類によって違う羽アリの習性とは~
・地球上で最も多い害虫 パートⅣ~某スタッフ宅に発生したシロアリから学ぶ!蟻道とは~
・地球上で最も多い害虫 パートⅧ~知らぬ間に広がるシロアリの被害~
・地球上で最も多い害虫 パートⅨ~台風後に起きるシロアリ被害~
・地球上で最も多い害虫 パートⅩ~シロアリ対策「建物の外回り編」~
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