まだまだ残暑が厳しいこの頃ですが、日ごとに朝晩は涼しく感じられ、秋が近づいていることを実感します
心地よい気温になってくると、おうちのリフォームにとっても最適です
開口部に養生の必要性がある外壁塗装などは工事期間中は窓が開けられない状態になったり、反対にドアや窓の交換工事では
開け放しの状態になるなど、日々の暮らしに影響が及びます
暑い夏や寒い冬では『窓が開けられない』または『窓が開け放し状態』でのリフォームは住人にとってもストレスとなりますが、
気候の良い爽やかな秋であればそのような問題も軽減されます
季節としては、春も適していますが、リフォーム業界が繁忙期であるため職人さんの手が足りず希望通りの工期で終わらないこともあるのです
◆ 外壁・屋根塗装
気温約15~30度、湿度約20~60%程度が最も塗装に向いている環境です
夏は高温多湿、冬は低温低湿ですが、からっと晴れた秋は塗装に最適な気候だといえます
外壁塗装の工程のなかには、下塗り、中塗り、上塗りがあります
それぞれ十分に乾燥させる必要があります
屋根も同様に、下塗りから上塗りまでを行います
そのため、乾燥時間にかかる時間が少ない季節が最適だと言えるのです
◆ コンクリート工事を伴う外構リフォーム
外構リフォームは、駐車スペースやアプローチに土間コンクリートを打設したり、カーポート、フェンス、門扉などを設置するための
コンクリート基礎工事をします
セメントを使った工事でも乾燥させる工程が必要ですが、早く乾けばいいわけではありません
質のいいコンクリートに仕上げるためには、季節に応じた対処が必要になるのです
◆ 窓リフォーム
窓は外気温の影響を最も受けやすい箇所です
寒い冬、暖房をつけた室内の暖気は約60%が窓などの開口部から逃げていきます
断熱性の高い窓にリフォームすることは、とても有効性の高い寒さ対策になります
窓の断熱性を高めるリフォームとして、『内窓の設置』『複層ガラスに交換』『断熱サッシに交換』
などの方法があります
内窓の設置やガラスの交換、また断熱サッシは、既存の窓枠の上から取り付ける工法であれば、施工も簡単なので短時間
で済みますが、サッシごと交換する場合は、壁の補修も必要となるので工期が長くなります
窓リフォームは開け放した状態での工事となるため、寒くなる前に行いたいですね
◆ 浴室リフォーム
冬の浴室には、ヒートショック対策のリフォームがおすすめです
ヒートショックとは、急激な温度変化で血圧が上下することで起こるショック症状です
寒さで冷えきっている脱衣所や浴室内から、急に温かい湯船につかると、その温度差からヒートショックを起こす
高齢者の事故も起きています
寒い冬が来る前に、浴室暖房機を設置したり、浴室に内窓を取り付けるなどの対策リフォームを行っておきたいですね
いかがでしたでしょうか?
秋の快適な季節を利用して最適なリフォームをしてみませんか?
冬が来る前の対策として、寒さ対策リフォームにも好機です
ぜひご検討ください