しんせつハウスの建築士、後藤直城です。
当社、しんせつハウスの新社屋リノベーション工事の設計とデザインを担当いたしました。
新社屋リノベーションの設計にあたり、施工前、施工後の写真と共に、こだわりのポイントをご紹介させて頂きます。
古くなった建物を壊し新しくする新築、それとは違い壊さずに新しい用途に生まれ変わらせていくことがリノベーションです。
決められた枠や制限のなかでアイデアを絞り発想を展開させていくことが大きなポイントとなります。
今回は前回のキッチンを生まれ変わらせるリノベーション工事の続きです。
前回はタイルなどの素材のワンポイントアレンジで生まれる空間の遊び心をお話ししました。
今回は灯りをテーマにお伝えします。
NHKの「ハルカの光」はとっても素敵なドラマですね。
キッチンの照明は、手元を照らすと共に全体を照らすことの2つの要素が必要とされていると思われている方も多いのではないでしょうか。
また、明るくしなきゃっていうことだけを意識してしまっている方も多いと思います。
確かにその通りだと思いますし、その気持ちも分かります。
私の思う大切なポイントは好きな照明や灯りを大切にしてほしいということだけです。
キッチン全体の灯りは目立たせない様に埋め込んで全体を照らしてあげれば良くて、好きな照明を手元やダイニングとの連動で明るさや配置で工夫していく、そうすることで好きな照明に自然と視線が集まり、明るさも感じることになります。
広い範囲をカバーする照明だから人が集い、心地良く感じるのでは無いということを知っていただきたいことと、灯りの優しさを感じることで人が集まることを意識し、できれば一つでいいのでお気に入りの光を手に入れる建築計画を進めていただければと思っています。
夜のひと時を楽しむ、本当の贅沢ではないでしょうか。
次回はリフォームでの室内ドア、ちょっとアレンジでかっこよくをテーマにお届けしようと思います。
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