しんせつハウスの建築士、後藤直城です。
当社、しんせつハウスの新社屋リノベーション工事の設計とデザインを担当いたしました。
新社屋リノベーションの設計にあたり、施工前、施工後の写真と共に、こだわりのポイントをご紹介させて頂きます。
古くなった建物を壊し新しくする新築、それとは違い壊さずに新しい用途に生まれ変わらせていくことがリノベーションです。
決められた枠や制限のなかでアイデアを絞り発想を展開させていくことが大きなポイントとなります。
今回はキッチンを生まれ変わらせるリノベーション工事のご紹介です。
工事前はキッチンが壁に備え付けられているような、昔ながらのよくある配置でした。
リノベーションするにあたり、まずはキッチンの配置の検討です。
オープンに明るいキッチンをコンセプトに決めアイランド型を選択しました。
リノベーションの場合、問題になるのは給水と排水です。以前のものは使えません、位置を変えますので配管の位置も
変えなくてはいけません。
配管を露出して施工する方法もありますがかっこ悪すぎです・・・。
そこで今回選択したのは『 ステージのようなキッチン空間 』というアイデア。
一段床を上げて、空間を仕切るのではなく空間に変化を付けていきます。これって実は大きなポイントなんです、空間
変化についてもどこかでお話ししたいですね。
このアイデアによって配管は一段上げた床の下に隠すこともできますし、キッチンがより明るくメイン空間に生まれ
変わります。
リノベーションは問題となるポイントが必ずでてきます。それをプラスに変えることができることこそ、私たちの役割
だと感じます。
まだまだキッチン編は続きます・・・次回はキッチン意匠のポイントをお伝えできればと思っております。
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